顔のたるみが生じる原因
顔のたるみの原因として最もポピュラーなものと言えば加齢に伴うエラスチンやコラーゲンの減少ですが、
顔の筋力の衰えも顔のたるみに直結します。
エラスチンやコラーゲンが減少する場合は、皮膚がハリや弾力を保てなくなりたるむという仕組みですが、
筋力の衰えの場合は皮膚や脂肪の下に存在している表情筋が働かなくなり、脂肪や皮膚を支えられなくなって
垂れ下がるというメカニズムです。
表情筋が衰えてしまう原因の一つとして、コロナ禍におけるマスク生活があります。
飛沫感染を防ぐために朝から晩までマスクを着用していると、表情が乏しくなりがちです。
口角を思いっきり上げて笑ったり、大きな口を開けて驚いたりしなくなり表情筋を使わなくなると、筋力はどんどん衰えていきます。
顔のたるみはエイジングサインの一種ですので、見た目年齢を押し上げる要因にもなります。
全体的に皮膚が垂れ下がり、まぶたが重くなったり毛穴が開いたり口元にマリオネットラインや
ほうれい線が刻まれたりなどの問題もつきまといます。
コラーゲン不足も重なるとエイジングが一気に加速して老け顔になってしまいますので、
意識的に表情筋を使ってリフトアップさせるための対策が必要です。
顔のたるみはエクササイズで取り除く
顔のたるみを取り除くための方法と言えば、サプリメントやコスメでエラスチンやコラーゲンをチャージする、
リンパマッサージをしたり美顔ローラーやラジオ波美顔器を使ったりしてリフトアップさせる、
美容皮膚科クリニックでヒアルロン酸注入やボトックス注射をするなどが一般的ですが、
エクササイズをして表情筋を鍛えてたるみを解消させるという方法も効果的です。
そこでおすすめなのが「にぱにぱ体操」です。
「にぱにぱ体操」は表情筋にアプローチすることが出来る顔の筋トレで、たるみ解消効果や血行促進効果や
小顔効果やリフトアップ効果がもたらされます。
具体的なやり方についてですが、「に」と言いながら口角を横に思いっきり広げて頬を筋肉で持ち上げ、
「ぱ」と言いながら力を抜いて使っていた筋肉を解放させます。
力を入れたときに5秒間キープし、限界まで頬の肉を持ち上げたら一気に解放させましょう。
このエクササイズを1日10回行うと、表情筋が鍛えられて顔のたるみが気にならなくなります。
マスクを着用した状態で行えば周りの人にバレずにこっそり出来てしまいますので、むしろ好都合ではないでしょうか。
毎日の美容習慣として続けて、不愛想なブルドッグフェイスにならないようにしましょう。